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氣塾 古式マスターヨーガ式 ダイエット法
《「愚痴る」より「スキル」》これからの時代の「能力」の話し
「集団帰属欲」に従うな!の教え
「何で自分ばっかり」は「選ばれた人」の証
氣の概念と周囲への影響
「呼吸法」を身に付けると「無敵」になる理由
グレードアップ版「魂の設計図の解読セッション」
意識した呼吸が、心とカラダに作用する!!
「あなた」の「許容量」は「大きい?」「小さい?」
遠隔レッスン、個人セッションの重要性
あなたも「強く」なってください!
人からの影響を受けやすい方々へ
先ずは「氣」を「体感」して、「氣の存在」を 「確信」してみてください!!
「魂の設計図の解読」と「占い」「リーディング」の違い
「あなた」は「何を」、欲しいのですか?
「修行」とは、どの様なものなのか?
「この世」の「現象化」の真実

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氣塾 古式マスターヨーガ式  ダイエット法

「氣塾」には「古式マスターヨーガ式痩身法」というものがあります。「痩身法」ですから「痩せる方法」だと言えます。
 
これは「氣塾」に長らく参加されている弟子や生徒さん達なら知っておられる事なのですが、私は毎年「5月、6月」頃になると「夏」に合わせて「体重」を「10Kg程」減らす様にしています。もちろん「健康」の為でもありますが、何より「Tシャツ」一枚でも見た目に
極力、イケてる様になる為に「体重」を絞っているのです。

《「愚痴る」より「スキル」》これからの時代の「能力」の話し

《「愚痴る」より「スキル」》です。これからの時代は、「キツイ?」「休みたい?」皆さんもっと「タフ」にならないといけませんね。それは「精神的」にも「肉体的」にもです。

「氣塾」には色々な「立場、立ち位置」の人達が参加されています。社会的に「強い立場」「弱い立場」本当に様々です。

《そのそれぞれの「立場」において、皆さん「愚痴」を漏らしています。それは本音で話す私にしても似た様なものです。つまり「強い、弱い」どの様な「立場」に成っていても、それなりに「越えなければいけない壁」が絶えず「有る」ということを表しています。》

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「集団帰属欲」に従うな!の教え

「インド」や「中国」では古くから
《「民衆の心理」は「操っても」決して「従うな」》と言われます。

「インド」の「印僑」の教え「ジュガール」には
《「集団帰属欲」に「逆らいなさい」!!》という「教え」が有ります。
 
まあ、これらは「お師匠様」の「つたない日本語」「集団、皆んなに従って付いて行っては駄目なのよー!」というものを、後々私が適切な「日本語」に起こし直したものなのですが、難しく言えば

《「集団帰属欲」に従わず「独自性」を確保しなさい。》と言う事になります。

 

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氣の概念と周囲への影響

まず、私がいつも言うように《「氣」とは「魂」の「湯気」》です。

何かに勇敢に挑んでいる人を《「魂」を「燃やす」》と表現しますが、その時「人の魂」は確かに「熱を帯び」燃えている訳で、物が燃えるのと同様に「魂」が燃えれば、「熱気と湯気」は勢い良く、その人から「放たれます」。

《では「魂が燃える時」とは「どんな時」でしょうか?》

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「何で自分ばっかり」は「選ばれた人」の証

《「何で自分ばっかり」「困難」があるのだろう?》

《「何で自分ばっかり」色々なことが起きて》

《「何で自分ばっかり」「悩まされる」のだろう?》

私にも一時期、この「何で自分ばっかり」という時期がありました。「必死のパッチ」で目の前の「問題」をやっつけたと思ったら、また「次の問題」。それをまたあれこれの「手を尽くして」やっつけたと思ったら、また「新たな問題」。「問題」が「山積み」の状態であれば、最初から「しょうがないな」と「腹をくくり」手の付けられるものから、一つ一つ「解決」をして行けばまた何とかなるものの、

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グレードアップ版「魂の設計図の解読セッション」

これは、何度も言ってきた事ではありますが、

《「魂の設計図の解読セッション」は「占い」ではありません。》

ですから、「あなたの運勢は、いつから良くなるよ」とか「あなたは、○○の相が出ている」なんて、「お気楽」なモノではなく、あなたの「宿命」を「読み解く、セッション」となっています。

《「運勢」なんかは絶えず「移り動く」ものです から、「人生レベル」の物事に対しては、ほとんど「役に立ちません」。それに対して「あなた」が「どうなりたいか?」の問題は、それ相応に必要な「年月が掛かる」からです。》

その間に「あなた」の「運勢」は既に「何回も回転」していることでしょう、「運勢」とは一時の事です。
大切なことは自身の「宿命を知る」ことにあるのです。

以前は「魂セッション」の際に、読む「相談者」にとっての「対象者」の「情報」はプリントアウトした「写真」や「愛用の品」等の、「個体物」をお願いしていたのですが、

《現在では、「スマホ上」での「デジタルデータ」からも「読み取り」が可能になりましたので、より「確度の高い、情報」を広く得る事が出来る
様になりました。》

これは、私の「技術面」に関する「意識的変化」が可能にしたのですが、言葉にしますと「全く違う技術」を使っているのが、お分り頂けると思います。

「物には使った人の魂が宿る」と言います。

私が「魂セッション」において、「相談者」の「対象者」が「相談者」にとって、いったい「どんな存在なのか?」を知りたい場合、「写真」や「愛用品」等の「物質」から「トンレン」による「読み取り技術」によって「対象者」の知り得ない情報を得ていました。
これに比べますと「スマホ画面」から得られる情報とは「モノ」とは異なり「デジタル」ですから、一見するとモノに宿る情報の様に「立体的」ではなく、「薄っぺらい情報」に感じていた訳なのです。

実際、去年迄は極力「写真」や「モノ」をベースに「鑑定」を進めていたのですが、現代では誰もが「スマホ」や「PC」上でしか「写真」は「保存」していないのが殆どで、そこからワザワザ「紙媒体」に印刷する人はいません。よって「対象者」の情報は「最近」に越した事はないのですが、どうしても「古い情報」を元に「鑑定」せざるを得ないのが実状でした。

そこで、私は「スマホデータ」の「ある性質」に「着目」したのです。

「現代人」は「写真」を「デジタルデータ」として保管するだけで、紙媒体としては保管しません。

元々は「物質トンレン」を得意としていた私でしたが、「相談者」が写真を持っていない場合が多い為に、また「別の手」を考える必要がありました。

《そこで私が「着目」したのが「デジタルデータ上」に浮かんでくる「対象者」の「氣の波=個性」の「波パターン」なのです。》

これを「読み取る」こと自体は、さほど難しい事ではありません、問題はここからです。つまり、私がどんな「新たな技術」を使っているか?と言うと、

《「スマホ」から「読み取った」「対象者の個性」を元に、まず「相談者」の中から「対象者情報」を「読み取ります」。》

これは「モノ」は残っていなくても、近々に「相談者」が「対象者」と「会っていた」可能性が高いからです。

《この場合、「相談者」は「対象者」から「10」の情報を「得ていた」としても、そこには「相談者の思い」が絡んでいる為に、「相談者」の「頭の中」には、大抵2、3個程度の「印象的な情報」しか残りませんが、「相談者の魂」の中には「10」の情報全てが残されているものなのです。》

まずは、この「情報」から読んで「第三者目線」で「シラーっと」解読していきます。まあ、これだけ でも「相談者のエゴ」の部分が取り除かれた、正確な情報を知り得ますが、

《「対象者の波パターン」さえ分かってしまえば、そこから、今現在の「対象者の魂」に遠隔地においても、直接話しを「聞く」ことが可能になります。つまり、これは「日常的」に使用する「遠隔レッスン」に使用する「遠隔トンレン」と同じ「要領」なのです》

相手のパーソナルな「電話番号」さえ分かってしまえば、こちらから、幾らでも「コール」する事は可能になるという訳です。
まあ、これさえ出来てしまえば、「モノ」だけに「問う」よりも、遥かに多くの情報が得られるので、私的にも、より「多角的」で「確実」な「答え」を「相談者さん」に言ってあげれるので、より「安心」なのです。

最終的には、これも「相談者さん」の「思い」一つで決まります。全ては「相談者さん」も「私」も「本気」だからこそ、この本来は「知り得るはずのない」情報が得れるのです。だからもう一度最後に言えば、

《「魂の設計図の解読セッション」は「占い」ではありませんから、本当に「本気」の方だけ「お申込み」ください。ということなのです。》

その代わりに「後悔」はさせませんよ!!

 

詳しい「魂の設計図の解読」についてはコチラ

 

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「呼吸法」を身に付けると「無敵」になる理由

《「氣塾」は「陰の氣」を養生する「古代インド」に伝わる「古式マスターヨーガ」と「陽の氣」を養生する「古代中国」に伝わる「武当派太極内丹法」を「伝授」する為に作られた「塾」です。》

我々「氣塾の行者」は「氣」を生成し「練り」「操る」為に、様々な「呼吸法」や「練功法」を使用します。

「練功法」に関しては「秘伝」の側面と制約があり、この場では「お話し」は軽々には出来ませんが、

《今回は、何故、古来から「呼吸法」により「無敵」になれる、と言われるのか?》

に付いて、その「効能」と「必要性」を「基礎的」なものから「解説」したいと思います。
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意識した呼吸が、心とカラダに作用する!!

我々の使用する呼吸法は、約3500年前より伝わるものです。

今も昔も、人の悩みとは、同じ様なもので《「いざという時」に思い通りにならない「自分」をどうすれば良いのか?というところにあります。》

呼吸法自体は文明が発する太古から、研究されてきました。「呼吸法」とは「古代インド」「古代中国」に伝わる「心とカラダ」を「コントロール」する為の「技術」なのです。

《「古代インド」においては「ヨーガ」の「技法」、「古代中国」では「内丹法」「吐納法」「練功法」と呼ばれ、古くから研究されてきました。》

「呼吸法」をマスターすれば、現代人に多々ある「イライラ」や「モヤモヤ」「落ち込み」等の「不快」な「心の状態」を「安定」させて「楽にする」ことが可能になります。

その内の、いくつかは、既に皆さんも日常的に無意識に使っています。

《人前で緊張した場合に、深呼吸をする、とか、何か大事な事に挑むとき、「フッと」息を吐いて取り掛かるなどが、それです。》

「呼吸法」というものは、それらを「意図的に使い」、「心」「精神」を「制御しよう」というものです。

《「呼吸中枢」により制御されている、普段の「無意識」の「呼吸」を「不随意呼吸」。「深呼吸」等、「意識的」に「呼吸」を制御する「呼吸」を「随意呼吸」と言います》

この「意図的」に「意識した、呼吸」は唯一「自律神経」=《日中の仕事や行動を司る「交感神経」》と《夜間に脳や身体を休ませる「副交感神経」》にアクセスすることが出来、それにより「身体」をコントロールすることが可能になるのです。

《「氣塾」の教える「呼吸法」の数々は、なかなかコントロールし辛い、皆さんの「精神」すなわち「心」と「身体」の「健康」を支える為のものなのです。》

我々の「心身」は、日常的にあらゆる「ストレス」にさらされることにより「乱れがち」になります。

日中の仕事や行動を司る「交感神経」と夜間のリラックスと安息の為の「副交感神経」、これらの「働き」を「呼吸法」により「整える」ことは、現代人の「健康と心の維持」に大きく役立つのです。

それは「いざというとき」の自分をコントロール出来たり、やがては、自身の健康や美容をもコントロールすることを可能にしてくれます。

「呼吸法」は「ピアノ」や「ペン習字」などの「習い事」とは異なり、「特定の場所や状態、道具」等に関係なく、日常で気軽に「生かして」頂けるようになります。

例えば「いざという時」人前とかで「上がる」と言いますが、「気が上がって」頭部に溜まっている訳で、その場合は《「下げる」為の呼吸法があり、》

また逆に「気が落ち込む」と言いますが、それも言葉の通り「気が下に沈んでいる」為にそうなるのですから、逆に《「上げる」為の呼吸法》を使えば良い、という具合にです。

本体に当たる「氣塾」においては、古式マスターヨーガと武当派太極内丹法に伝わる「呼吸法」と「氣」を扱う様々な「技術」をお教えしておりますが、今回「氣塾」が新たに「提案」させて頂く「カルチャーセンター等」で展開する「氣塾呼吸法教室」では、その「基礎」に当たる「技術」を「一つ一つ丁寧に」お教えしていこうと考えています。

人は通常の意識しない「不随意呼吸」の状態では、男性、女性共に、肺機能の20%位しか使っていません。

ですから、「呼吸法」の最初は100%肺を使う所からスタートすることになるのです。

 

「氣塾」主宰  木村丈彦

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「あなた」の「許容量」は「大きい?」「小さい?」

《結局、全ては人それぞれの「許容量」の問題なのです。》

現代とは、あらゆる「科学技術」の進歩により、全ての物事が格段に「便利」に「短時間」で行なえるようになりました。昔なら「人と会う」ためだけに「数日」を費やしたり、1日で出来る「物事」自体が限られていたものなのですが、ここまで「進歩」した「通信」や「交通」らの「技術」により、その気になれば1日に「何人もの人達」と「話したり」「会ったり」することが可能になっているのです。

でも、あらゆる物事が「便利」になり《1日で「起こる、物事」が増えれば増える程「思い通り」にならない「物事」も当然増えますから、「ストレスの種」も増える一方になります。》

その「技術」の一つ一つは「便利」で「短時間」に、あくまで「ストレス」を「軽減」して、時間を「節約」する為に「開発」された筈なのですが、「欲張りな人間達」は「短時間」で済んだのですから本来は「余暇」を使えば良いのに、その「空いた時間」に更に沢山の「物事」を更に詰め込んでしまうのです。言わば「本末転倒」な「現象」なのですが、人間はこの「効率化」により「コスト」を下げることにつなげている以上、この「流れ」を「止める」訳にはいきません。また「科学技術」も「後退」させることは不可能である以上、ここから先も「進化」し「便利」になる一方ですから、《よってこの先も「ストレスの種」は増える一方になるのです。》

しかし、私はこの増える一方の「ストレス」に対して、
《そろそろ「人の許容量の限界」に近づいてきているのでは?》
と「考えて」います。現在「先端医学」で「解明」されていく、あらゆる「病気の原因」は「ストレス」です。まさに「ストレス」は「万病の元」と成りつつあります。
現在の成人の死亡原因とは、1位「癌」、2位「心疾患」、3位「脳卒中」ではあります。もちろん「食生活の欧米化」も有りますが、そもそも「何故、その食生活が変化したのか?」の「原因」も含めて「ストレス」と言うものが「免疫系」と「直結」している以上、「精神的」にも「健康」であれば、毎日「約5000個」もの「癌細胞」が発生していても、それらを日々「退治」出来ている訳で、「心臓疾患」の「原因」も含め「ストレス」の存在は、非常に「大きい」ものに、既になっているのです。
そして、それらを「最終的」に左右するのは、「ストレス」に対する、人それぞれの「許容量」なのです。

現在において、実際、新たに「先端医学」により「解明」される、これまで「謎」であった「病気」の「原因」の大半は「ストレス」です。更に世界的な「免疫学者」は皆、《「病気」の原因の9割は「ストレス」である。》と言いきっている程なのです。

「免疫学」において「ストレス」とは、皆さんが考える「精神的」なものだけではありません。

「生理的ストレス」「疲労、空腹、睡眠不足」等
「物理的ストレス」「寒さ、暑さ、騒音」等の環境的な
「科学的ストレス」「薬品、シックハウス」等
「精神的ストレス」「生活に関わる、不幸、経済的不安、失業、転居、進学  人間関係、子育て」等
「社会的ストレス」「長時間労働、過密スケジュール、こなすべきイベント事」等

これら全てが「ストレス」の「原因」であり、我々は実際には、かなり幅広い「要因」から日常的に「抑圧」を受けている訳なのです。しかし、決して「ストレス」が全てにおいて「悪要因」ではなく、適度な「ストレス」は「肝心な時」の「集中力」の起爆剤になり、我々に「生きがい」をもたらすということにも重要な役割を果たしています。でも「ストレス」が人それぞれの「許容量」を「オーバー」していくと、徐々に「健康」に「害」をもたらすようになります。

「ストレス」が「病気」を引き起こす「メカニズム」は「自律神経の不調」から始まります。度を超した「ストレス」が「自律神経」の働きを「乱し」ます。

「自律神経系」は主に覚醒時の「日中」に働く、「緊張、興奮」を制御する「交感神経」と「夜間」「睡眠時」の「リラックス」を制御する「副交感神経」があり、この対照的な二つを自動的に「切り替える」役割りを担っています。「交感神経」は緊張すると脈が早くなり、血圧も上がり、それに合わせて血糖値も上がります。つまり「不快」な「状況」や「悩み」が有ると、本来「副交感神経」に「切り替える」べき「夜間」でさえ「交感神経」が絶えず「働いてしまい」休む暇も無くなりますから「自律神経系」は更に乱れていくことになります。そうすると「脳」は「肉体」を
「保護」する為に「免疫力低下ホルモン」の「分泌」を「命令」するのです。

人は「困難な状況」に置かれると「ストレス」を感じます。そして「寝ても覚めても」悩み事が頭から離れなくなります。その「ストレス」は本来「夜間」は休ませる筈の「自律神経系」の「交感神経」を過度に緊張させます。「自律神経」は日中に頑張って行動する為の「働き」の為にあるのですから、この「緊張状態」に対応する為の「アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾール」等の「ストレスホルモン」を分泌することになりますが、《この「ストレスホルモン」が「過度に長期」に渡って分泌されると、その「作用」により、我々の「免疫力」は極端に「低下」してしまうのです。》

つまり「免疫学者」によると《病気の原因の9割は「ストレス」》あとの《1割は「加齢」》これらが、我々の「免疫力」を「低下」させる主な要因であり、日々「約5000個」は発生する「癌細胞」に対して、本来「5000勝ゼロ敗」でなくてはならない筈の健全な「免疫力」を「負けさせる、要因」なのです。

もちろん、これには「個人差」があります。それは「ストレス」に対する「耐性」から来るのですから、《人それぞれの「許容量」の差》というところです。

一言で「仕事」と言っても「楽なもの」から「超ハード」なものまで有ります。仮にそれが「楽なもの」だとしても「仕事」というものには、人それぞれの「相性」というものが有りますから、その掛かる「ストレス特性」に対して《「やっていける人」と「いけない人」に別れる》ようになります。

「問題」はこの「やっていけない人」の「許容量」が非常に「小さい」為に、様々な支障が起きるのですから、問題は、どうすれば「大きく」出来るか?になってくるのです。

「氣塾」において、様々な人達の「人生」をお聞かせ頂くと、本当に驚くべき「環境下」で「お仕事」をされている方々もおられます。実際それでも「やっていける」のですから、その人の「許容量」は「大きい」のです。でも、その一方で誰でも出来る「普通の仕事」であっても、「人間関係」において、大きな「ストレス」を抱えている人達もおられます。
つまりは「平気かどうか?」の差なのです。

《この「人それぞれ」である「許容量の差」は度々「バケツの大きさ」と「バケツに空いた穴の差」として表現されます。》

この「バケツの大きさの差」とは「人の器量=気量の差」であり「器の差」ということです。ですから「バケツが大きい」と言うことは「器が大きい=気量が大きい」「許容量が大きい人」であり、逆に「小さい」とは「器=許容量」が「小さい人」ということです。

そして、その「バケツ」に入る「水」とは、あらゆる「ストレス要因」です。ですから「コーヒーカップ」程度の大きさの人と「バケツ」サイズの人では「許容量の差」は歴然なのですが、そこにはもう一つの「要因」が「関与」していて、「バケツに空いている穴」とはあらゆる「趣味」や「娯楽、楽しみ」を含めた「ストレス解消法」となる訳です。

最近の「若い人達」は「仕事はそこそこ」で「情熱」を出さずに、「プライベート」や「趣味」の時間を大切にすると言いますが、その「器」は「コーヒーカップ」並みでも、空いている「穴」は非常に底抜け的に「大きい」のですから、これはこれで「理に適って」いるのです。更に「出来る人」ともなれば 「器=許容量」は大きく「バケツサイズ」になります。その様な人達は「仕事」だけでなく「ワークハード・プレイハード」で大いに遊びます。
ですから「空いて」いる「穴」も非常に大きい訳で、よって何事にも「積極的」にチャレンジすることが可能になり、結局、健康的にも精神的にも「ストレス」に強く「ギラギラ」出来るのです。

この「穴」に着目するだけでも、人にとっては非常に重要な役割でして、自分が「器が小さい」と自覚しているのなら、せめて「趣味、楽しみ」を含めた「ストレス解消法」に対して、もっと「真面目」に模索して「取り組む」ことも、「免疫力」と「健康」の為には重要だったりします。

《古来から「病は気から」と言われます。「気の病は心の病」であり、よって「ストレスは万病の元」となるのです。》

「気の病」は「職場」での「緊張」や「ストレス」から始まり、「イライラ感」「不安感」「虚脱感」を募らせるところから「身体」には現れます。

人は「無気力」「絶望」による「自信喪失」により「精神的」に悪い「落ち込んでいる状態」でも、日中の行動の為の「交感神経」の方が「リラックス」を司どる「副交感神経」より「強い緊張状態」に陥っている場合の方が多く、人はその様な「苦しみ」や「悲しみ」が「極まると」、自然に「涙が溢れる」ようになるものですが、この苦痛を「吐き出そう」という「行動」も、身体内では「交感神経」の「緊張を解く」効果を持っており《「泣く」だけではなく「笑う」も「交感神経」に効きますから「免疫力」を上げる為には非常に役立つ行動なのです。》まあ、現代の様に過度な「ストレス社会」まで「極端」でなければ、ちゃんと我々の中にも「ストレス」に対抗できる機能は「自然」に備わっているものなのです。

ここまで、長々と「ストレス」がもたらす「免疫力低下」の「メカニズム」を解説してまいりました。では、最後に《どうすれば、人それぞれの「ストレス」に対する「許容量」を「増やせる」のか?》に移ってまいります。

「ストレス」に対する「許容量」とは、「その人」が育った「環境」「親のしつけ」「教育」等が、その「下地」を作り上げ、これが、「許容量」に対しての「素質の元」となります。しかし、「許容量」を「大きく」する為の方法とは、非常に「限られている」ものなのです。

この「問題」に関しては「人種」や「国」も関係なく、欧米においては「メンタルタフネス」と呼ばれています。その中において「一般的」に言われているのは、「コミュニケーション能力」の向上です。

また、日本においては「食生活の改善」や「質の良い睡眠」そして適度の「運動」や「スポーツ」も重要だと言われています。まあ、これらも幾分かは役立つとは思われますが、ハッキリ言ってしまえば「小手先」にしか過ぎません。かと言っても「方法」は少なくて、《いかに、あまり「悩まず」に「前向き」で「楽天的」になって、なおかつ「根性」と「勇気」を持つ。》ということですから、本来なら「ストレス耐性」も強く「精神力」「耐久性」「回復力」に優れた年齢の「若いうち」に「独立」するなり、「仕事」で「苦労」を重ねて「経験を積む」ことこそが「許容量」を大きくするのに一番役立ちますし、手っ取り早いのです。

ですが、このブログを読まれてる方々は、既になかなかの「お歳」でしょうし、ご家族がおられる等の「条件」により「今から」と言うのも「難しい」方々がほとんどなのでしょう。しかし、そうなると、私が「お勧め」出来る方法とは、「呼吸法」に限られてきます。

《何故なら「意識」した「呼吸法」だけが、唯一「自律神経系」に「アクセス可能」だからです。》

「古式マスターヨーガ」や「内丹法」が持つ「呼吸法」は、自らの「自律神経」を「制御」して「許容量=器量」を「大きく」する為に「開発」されたものなのです。

「練功法」とはまさにその為のもので、つまり「古代」の「インド人」や「中国人」にしても、その「悩み」や「目的」は「文明」がある以上、「同じ」と言うことです。

《いかに「ストレス」に対する「許容量」を大きくするか?》この為には「呼吸法 」は、あらゆる「精神的健康法」や「スポーツ」等と比較しても、「間接法」ではなく、直接「自律神経」とつながっている事からも「習得」して頂ければ「効果」を明確に確認して頂ける「方法」となります。

《ならば、「呼吸法」さえ「知って」いれば、何でも「良いのか?」》

と聞かれると「それは、間違いなのです」。

何故なら《本来「呼吸法」には、「用途」と「段階」に合わせて「数十」にも上る「種類」が有り、それらを使い分けることにより、充分な「効果を発揮出来るように出来ているものだからです。》

仮に「あなた」が「ヨーガ実践者」であっても、今日の日本のレベルで教えられる「呼吸法」とは、吸ったときに「お腹が膨らみ」、吐いた時に「お腹が凹む」いわゆる「腹式呼吸」です。それも本来「腹式呼吸」は「三段階」に分けて「実践」されるべき「練法」なのですが、日本で教えられるものは、一番初期の「単純」なものだけに限られているのが実際です。

ですが《「腹式呼吸」は「文息」と呼ばれ、主に「物書き、書家、画家、音楽家」等の「文人」の為のものなのです。》これの「意味」が「分かりますか?」、つまり「文人=クリエイター」とは、その「創作時」において、極度の「集中力」を要する為に「落ち着いた」「静安」な「精神状態」を維持しなくてはいけません。古来から中国では、超難関な「科挙」の試験に挑むため「及第粥」と共に、この「呼吸法」により「いざという時」に「平常心」を保っていたと伝えられています。「腹式呼吸」の「使い方」とはその為のものなのです。《しかし、一方でこの「腹式呼吸」は「外部環境」に対しての「受身的」な「性格」を帯びています。》「考えてみてください」、今回の「テーマ」である「許容量を大きくする」と言う「目的」に対して、どこまでも、起こった物事に対する、事後の「対処法的」な「受身の姿勢」であるのが「相応しい」と思いますか?。

つまり、結局「許容量=器量」を「大きく」そして「力強く」したいのなら、その「真逆」に当たる《「武士、勝負師、経営者、リーダー」の為の「武息」を「使いこなす」のが「正解」となるのです。》

この「武息」すなわち「逆腹式呼吸=胸式呼吸」こそが、「あなた」の「器量=許容量」を「大きく」してくれる為の「専用呼吸法」なのです。

《そして「氣塾」とは、「逆腹式呼吸」「腹式呼吸」を含め「数十」に及ぶ、「あなた」の「精神」を「制御」する「呼吸法」全てが「揃っている」、「呼吸法専門」の「教室」であり「塾」なのです。》

「氣塾」主宰  木村丈彦

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