トンレンについて

トンレンについて

「トンレン」とは、本来チベット語で「与え、受け取る」事を意味している瞑想法で、チベット・ヨーガ、チベット仏教でも広く使用されており、古式マスターヨーガにおいても中核となる重要な行法です。サンスクリットでは「ディヤーナ」「サマーパッティー」とも言われ、内丹法では「定(じょう)」と呼ばれます。
氣塾では、より実践的な「トンレン」の行法を行っております。「トンレン」は、氣(ルン)を第三者と相互に循環させ、氣の内圧の調整や、気脈の詰まりの除去、精神の融合等にも使用することができ、練氣波の修行にも使われます。トンレンは本格的な修行の元になる、大事な行法です。
「トンレン」にも様々な手法がありますが、基本的な手法としては、対象者と向かい合わせで座り、互いの両手をそれぞれ重ね合わせ、練氣法の呼吸法を行う方法があります。