6月14日(日)、東京氣塾が開催されました。
毎月の氣塾では1つ実験するテーマを決めていて、今回はダウンバーストでした。
氣の流れは向きが異なるレイヤーがいくつもあるようなので、体表面を熱気の上昇気流が上がって行き、上で冷たい高気圧が出来て体の中心を冷たい天の気がドスンと落ちてくるような、チャンダリーの逆位相のような流れは作れないものかと思って実験してみました。雷のように天から地へ降りる氣の経路の途中に入って、1周だけ身体の周りを回して地に流すといったイメージです。治療などで出口側から少し入れた後に通常方向で抜くことで詰まりを取るようなこともあるだろうということで、普段とは違う流れを作って感じてみたかったのです。
一切説明せずに実験した結果は、鈴木さんは「普段と変わらない」で、岩田さんは寝てしまいました。理由として、まだ熱量が足りないために強い上昇気流が作れなかったこと、チャンダリーのように中に溜めてから放出することができないので、外に圧を作りきれていないことなどがありますが、せいぜい下向きの熱くない風程度しか作れない感覚で、退隠符的な感じで終わってしまったように思います。毎回のテーマは、先の段階の人の技を今できることで再現してみるには?といったことなので現在の足りない要素を洗い出せれば良く、できないものはその次を考えていきます。
その後、鈴木さんから地球とトンレンするのを体験させていただき、足から心地良い様な痒い様な氣が上がって来る体感がありました。その後で上から降ろしてくるのをやっていいただきまして、急に寒いところへ入ったときのような不快ではないゾクッとする感じが降りきました。陰=地=穏やか/陽=天=振れ幅が大きいというこの世の天(上)と地(下)ではなくて、あの世という意味の「上から」だったようです。
地球とのトンレンも穏やかというよりはずいぶんと明るく「なかよしー!」といった明るく元気な感じで面白かったです。地球も中心は溶けた鉄ですから、深いところに修造入っててもおかしくはないですね。
どの層からとか、どのレベルからというと基準点がどこなのかという話になりますが、重力のように引力はあるが斥力はなく、伝わるのに媒体を必要としていないなど、陰陽がある世界とどこで折り合いがつくのか興味は尽きないものあり、氣の活用方法にも大いに関わってくるのですが、これは当分レポートにまとめられそうにもないお話で(^_^ 😉