呼吸法について

呼吸法について

基本となる呼吸法は、練氣法と調息法があります。

  1. 練氣法(れんきほう)
    ・・・武息(ぶそく)、半文息(はんぶんそく)、武火(ぶか)
  2. 7つの各チャクラを回し「氣」を発生させる呼吸法。
    チャクラの部位によっても、呼吸の仕方が変わり、目の動きを使うものもあります。
    代表的な呼吸法は、まず目一杯、肺と胃に空気を吸い込み、胃の上の腹筋を閉めて、横隔膜を持ち上げ3秒〜5秒息を止めます。その後、半眼になりながら、ゆっくりと息を抜きます。呼吸法の中で息を止める行為を止息(しそく)(クンバカ)と言います。

  3. 調息法(ちょうそくほう)
    ・・・進陽火(しんようか)、退隠符(たいいんふう)、頭頂開調息(とうちょうかいちょうそく)
  4. 練氣法により発生させた「氣」を頭部に上げたり、下半身に下ろしたりなど「氣」を動かし、氣の波を抑えたりする氣の運用法の一つです。発生直後の「氣」は、荒く波を持っています。その氣は「やる気」の元になりますが、同時に荒さを内包しています。行においては調息法により氣を深く沈め、心を平たくする必要があります。
    調息法にも様々な呼吸法がありますが、練氣法とは異なり、止息を使用しません。
    代表的な調息法の一つに頭部に溜まった「氣」を抜く呼吸法があります。その方法は、ゆっくり息を吸い、止めずに吐き、同時に目を閉じて、眼球を上にギューっと上げます。これにより頭頂部のチャクラ(第7のチャクラ、百会(ひゃくえ))より「氣」が排出されます。