現代は、あらゆる物事が便利になった分、一日で沢山の物事が起こり、その出来事が様々なタイプのストレスを生じさせます。
その精神的ストレスが、その人にとっての許容量を超えて「食欲が無い!眠れない!何をやっても楽しめない!」等の身体的ストレスと重なりだすと、脳が機能障害を起こし「否定的なものの見方、自信の喪失」を引き出し「鬱的=うつてき」な症状を本格化させていきます。
また、精神と身体ストレスが重度に重なると、「冷や汗、寝汗等の異常な発汗、慢性的な頭痛、肩こり、めまい、不眠症、不安症」を含めた体調不良となり、自律神経失調症へと進行し、特定の条件下で発生したりするパニック障害と同じように、具体的な症状を引き起こしたりします。
これらは、症状が有るために、次々と別の病院で受診していく「ドクターショッピング」にはまっていく人達も多いようです。
そして、このような症状に対して、西洋医学が出す「答え」、いわば「診療法」と「お薬」とは、消極的な対処療法である。
「精神安定剤、抗鬱薬、抗不安薬、自律神経調整薬、自律神経末梢作用薬、睡眠薬」等、多々ありますが、これらは、少なからず、副作用と依存性を持ちますし、総じて「ボーってさせて、何も考えさせないように」させる事によって、具体的な症状を「引き出させない!」
その為のお薬であることは、皆さん理解しておられる事と思います。この薬物療法も、以前に比べれば、改良されて、依存性や副作用の方もだいぶ、良くはなってきたとも言えますが、方やで、日常生活への影響の大きさから投薬を拒否される方も多いのも、事実です。
これらは、基本的に西洋医学の考え方が、呼吸器系、循環器系、消化器系等、人の身体をパーツの集合体ととらえて、各専門に分けて診療する為に、そのような対処法になるのですが、方や中国やインドでは古来から、それら各パーツを「気、血、水」の要素によって、密接につながっていると捉えて、漢方や点穴、アーユルヴェーダ等の技法によって改善してきました。
「気」というものは、生命エネルギーです。
集中が緩い場合は「ふわっと暖かく」感じられ、集中が強くなると、神経系に作用する為に「ピリッ」と痛みや痺れとして感じる事が出来ます。
本来、病巣がある場合、それを治そうとして「気」は集まり、集中する為に、神経系に触り「痛み」として、人は病巣を認識します。
生命エネルギーの集中により、病巣を治癒させる為のシステムなのですが、人は過度にストレスが掛かり、精神に負担が掛かった時、その行動、状態を辞める為の「自分への言い訳」を作る為に、小さな出来事をきっかけにして「意図的に頭や腹部等に(意識)を集中させて、病気ではないのに(痛みや不眠等の具体的な症状)を作り出してしまう」のです。
「鬱、パニック障害、自律神経失調症」はこのような段階を経て、精神と具体的な症状を本格化させていくのです。
「殻に閉じこもる」と言いますが、症状の本格化は、全て過度のストレス環境下で「精神」を崩壊させないようにする為の「防御反応」の一つ一つでもあります。
「殻」から出てしまうと「精神」は防御不能になって、やがては分裂してしまう、それを避ける為に人は硬い「殻」を作ってしまうから、これらの諸症状をなかなか、「大事にして離さないのです」。
「氣塾」で、おこないます、(ハート・メンテナンス)「鬱、パニック障害、自律神経失調症」離脱プログラムは、細かいステップがありますが、大きく分けると、2つの、中国、インド的な改善要素によって、組立てられています。
一つめとして、通常大人は「気」の通る脈「気脈」が詰まっている、という考えのもと、西洋医学では、一箇所に「気」を集中させない為に「考えさせない」効能を持つ薬を長期に処方するのに対して、「氣塾」の改善手法は、詰まっている「気脈」自体の詰まりを取ってしまい「循環」を作り出すことによって「気のめぐり」すなわち流れを良くし、健康的に「とどこおり」を作らせない様にします。
要は、詰まりが無くて、流れるのですから、意図的に一箇所に集中し難くなりますので、痛みや症状を発生出来なくなります。
そして、薬に頼らないで、症状を自然に解除していきます。
また、二つめの大事な要素は、再発を予防する為の大きな要素として、呼吸法により「気」を大きく持たす事は文字通り、「気の持ち様が大きい=気持ちが大きい」これは、適度な「躁=そう」状態を作りだします。
この正反対の「躁=そう」は、「鬱=うつ」を中和させ、精神を「ノーマル=通常」状態にバランスを保つ要素を持っています。
古代、インドと中国にまつわる、二つの要素。
「循環を作りだし(とどこおり)を防ぐ」
「適度な(躁=そう)を作り(鬱=うつ)を中和する」
これらは、人が社会と関わる事によって、避ける事の出来ない「ストレス」に対して、3千年以上の歴史を持つ、「ヨーガ」と「内丹法」、双方の出した「答え」と言えるでしょう。
この「答え」とは、本来「行=ぎょう」とよばれるものです。
対処法として、何も考えさせない、引き算的な西洋医学と異なって、「気の流れを良くする」「躁を作り、鬱を中和する」あらゆる「良いもの」を足し算の様に足していって、精神を丸ごと「良い方向」に持っていく、手法なのです。
西洋医学での「薬」と違い「副作用や依存性も無く」、再び「症状」を発生させることを、予防する観点からも、呼吸法を含めた精神強化法を使用しますので、非常に有益な、プログラムとなっています。
このプログラムでは、もちろん個人差はありますが、2週間から月1回の「施術と呼吸法」を元にして、全3回~6回受けていただいて、状態を改善してまいります。
「様々な医学的療法を試しても、なかなか改善しない!」、「出来れば、薬に頼りたくない!」「鬱、パニック障害、自律神経失調症」にまつわる、このような、悩みを持っておられるならば、是非、一度腰を据えて、この歴史ある手法を試してみられる事を、心から、お勧めいたします。
「氣塾」代表 木村丈彦
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